ぼっち・ざ・キャンプ part1 陣馬形山キャンプ場

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これはとあるITエンジニアが長野県にぼっちきゃんぷに行った時の記録である
高地にある陣馬形山キャンプ場は見晴らしもよく、夜には素晴らしい夜景と星空が楽しめ、明け方には素晴らしい日の出と雲海がみられるキャンプをした記録である。 ただ単にボッチでキャンプに行ったので記録に残したかっただけなんです。
もしよかったらゆるりとみていってください。

ある日の出来事

とあるITエンジニアであるざわは8月半ばからずっと思っていた キャンプに行きてぇ と。ソロキャンを初めてしたのが今年の6月ごろであったが、一人のしずけさ、自由さ、気楽さにはまってしまったのである。これはそんなぼっちが書いたぼっち・ざ・きゃんぷの記録なのである。

キャンプ先選び。

ふとキャンプに行きたいと思い、キャンプ場を選んだ。

  • 静か
  • 川沿いか高原のどちらか
  • 焚火ができる。
  • 自宅からの距離が100キロ程度である

https://maps.app.goo.gl/Dj7N9fyotb2nDGos7

そんな時に見つけたキャンプ場がこちら。

https://www.nap-camp.com/nagano/12246

陣馬形山キャンプ場
こちらはゆるキャン△でも登場した(らしい)キャンプ場。
実は記事にはしていないが、初めてのソロキャンはゆるキャン△第一話であった浩庵キャンプ場だった。その流れでゆるキャン△にゆかりのあるキャンプ場を探してみようと思い見つけたキャンプ場だった。
それでは本編いってみましょう。

出発編

思い立ったのが二日前なのもありあまり準備もままならないまま出発しました。
我が家はもともと家族キャンプをしていたこともあり、道具はそれなりにそろっていました。
なので今回は家族用装備を倉庫から引っ張り出してきて出発です。 test 食器やカトラリー類も家族分あるので明らかに過剰スペックですが気にしたら負けです。
わが愛車、レガシィツーリングワゴン BP5の積載力にものを言わせて1時間弱で準備をしました。

test 景色は大変すばらしく晴れ渡った空に澄み切った空気。
普段はビルの中で生活しているのでこの空気はたいへん素晴らしい。

陣馬形山キャンプ場到着

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想定外の山道でしたが、愛車は素晴らしい仕事をしてくれました。
必要な場面で適切なギアでアクセルを踏み込めば、坂道もなんてことはない。
受付の山小屋で瓶のラムネが販売されており思わず購入。

キャンプ開始

test 設営の前に一息。
豆を自宅から持参しました。
茨城県日立市の焙煎所のコーヒーただいまコーヒーさんの豆です。
絶景を見ながら豆から入れるコーヒーは何とも格別の味でです。

test ちゃちゃっと設営を済ませます。
今日のアイテムは中古のモンベルのタープと中古のドーム型テント。
なんといってもこれらは手軽でよいですね。
一人で過ごすなら十分なアイテムたちです
チェアやテーブル、バーナーなどは家族の道具から一部拝借。面倒なのでタープ用のロープやペグなどはプラケースごと持ってきていますw
新品のぴかぴかの道具もそれはそれでいいですが、古くなって、金属がすこしくすんだ、使い古した道具もそれはそれでいいものです。プリムスのランタンなんて私の父か若き頃に買ったものだそうな。マントルとOリングをちょっと変えたら元気に動いてくれる。いいもんです。

test 山頂から見渡す景色は素晴らしいの一言。
町が鮮明に見えます。展望台には無料の双眼鏡が設置してあり、道路を行く車や人の動きまで見えます。この小ささが、このキャンプ場がとても高いところにあることを、示唆しています。

夕暮れ

夕暮れは思った以上に早く18:30を過ぎたころには山に太陽が隠れる様子を見られます。 test ここのキャンプ場はそこまで規模も大きくなく、宿泊者数が限られているので、この絶景が独り占めできます。山に隠れていく太陽、そしてだんだんと橙を帯びていく町と空。
このコントラストは写真では表せないほどの美しさでした。

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夕暮れ後

山小屋では各種お土産やキャンプに必要な資材が売られています。
その中でも今回、ざわさんが目を付けたのがビールになります。
てっきり普通のアルコール飲料があるのかと思えば、なんとこだわりのクラフトビール各種が取り揃えられているではありませんか。(しかしながらお高い)
ざわさんはお金はないので安いビールを日本ほど購入しましたとさ。
しかしながら、初めて飲むクラフトビール。スーパードライのように、冷えた状態がおいしいのかと思ったらそんなことはなく、少しぬるくなってきたころ合いが一番おいしいです。
クラフトビール特融の香りやスパイシーな味わいが引き立っています。 test

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今回のお供は現地調達の村上春樹。1Q84を読み進めました。初めから村上春樹らしい文体で思わず読み込んでしまします。しかしながら火の世話をしていたりするとなかなか進まないもので寸ね。。。

暗くなってきて

test 暗くなった後の景色もなんと素晴らしいものか。
町の光と空の暗さと、焚火の明るさのコントラストが何とも言えぬ雰囲気を醸し出しています。 test ざわさんは面倒くさがりなので、今回はカップ麺で夕飯を済ませることにしました。
しまりんもやっていましたね。ということで今回は日清食品さんのカレー麺を調達してきました。
自炊もいいんですがね~どうしても一人分のキャンプメシを作るのはなかなか大変でして。
洗い物も増えますし、一人分の食糧を持っていくのもなかなかに面倒くさいのです。
今回は思い立ってから二日で実行に移しているので、手軽に済ませようと考えました。

展望台より

test ※画像修正中

キャンプ場のサイトから少し会談を上がったところにある展望台からの眺めは最高の一言。
都市部の光が幻想的に映ります。
展望台には無料で使える望遠鏡があり、それを使って眺めると道行く車のライトがとても鮮明に見ることができました。たまたま天気が少し曇り気味だったこともあり、雲の下に街の光が輝く、とても幻想的な空間でした。

まどろみの静かな空間

絶景を見つつ、クラフトビールをちびちびと飲んで、22時くらい、あたりは静寂に包まれ、ゆったりと焚火を楽しむキャンパーしかいなくなってきました。子連れの家族も寝静まり、あたりは虫の音と焚火のはぜる音だけが広がります。
焚火の日がだいぶ収まって、炎のない、静かな火だけが燃えるようになってきて、ようやく眠くなってきました。適度なアルコールと静かな空間で若干まどろみながら、火の処理と片づけを終えました。
早めに寝ました。明日の朝一にもやることがあるのですから。

おはようございます

そんな、普段だったら休日は日付が回るくらいまで夜更かしするのに、この日ばかりは早く寝ました。なぜかというと、朝一の景色も素晴らしいと聞いていたからです。 test 夜が明け、日の出は逃したものの(寝坊)、再度展望台に上がると、雲が目下に。
完全なる雲海とはいきませんでしたが、街と雲とのコントラストが何とも素晴らしい。
山の緑、空の青、雲の白。このコントラストはなかなか味わえない絶景でした。

登山の方々との交流

test 私はソロキャンパーなのでひとりでだんだん明るくなってゆく景色を見ながらぼぅっとしていたのですが、どうやら陣馬形山は登山の方々もいらっしゃるみたいです。日の出を見に来ていたご家族の方と少しお話させていただきました。
どうやら時によっては完全に一面、雲海になることもあるそうな。そのご家族は前回陣馬形山を訪れた時にはそんな景色を見たようです。
今回はちょっと惜しかったかな?と思いつつも、パーフェクトにいかないのもまたキャンプの魅力なのかもしれません。
私が県外から来たことを話すといろいろなことを教えていただきました。
ここの山脈にはたくさんのキャンプ場があり、今回訪れた陣馬形山とは反対側の山脈にいいキャンプ場があると教えていただきました。
いつかは訪れてみたいです。 test test test ソロキャンというのは一人でゆったりと過ごすのもいいですが、同じ空間をともにする人々との交流もまたいいものだなと感じています。おそらく次に会うことはないだろう、一期一会の出会いというのも、他では簡単には味わえない、そんな気がしています。

撤収、

朝一の山と町と雲と、最高な景色を堪能し、だんだんと地面も明るく、明け方の何とも言えない空間もその時を終えました。
旅人はまた、日常に戻らなければいけません。
もちろん私も例外ではなく、日常に戻らなければいけません。ただ、この空間で、時間を過ごしたことは日常へ向けても気分を明るくさせてくれます。 test test test 朝露に濡れていたタープやテントも、すっかり渇き、来た時とは逆の手順で撤収を進めていきます。
キャンプ場は三段の段上になっており、一番上のサイトからは素晴らしい景色が望めます。
また、炊事場の水は飲用可能で、料理やコーヒーを入れるのにも使えます。
サイトは芝生となっており、直火はだめですが、焚火台や焚火シートを使えば焚火も問題ありません。
(ちなみに焚火シートは無料で貸し出しがあります)

つかの間の休憩

陣馬形山キャンプ場はオートキャンプ場ではないので、荷物は運ぶ必要があります。
積み下ろし用の駐車スペースがあるので、そこまで苦にはなりません。
ちょうどスペースがほかの方が使っていらっしゃったので、小屋を散策することにしました。
小屋の中はとてもおしゃれに整備をされており、夜はバー、昼はカフェとして営業されているようです。
test 店内には薪ストーブが設置されており、冬場はあったかいんだろうな~と想像します。
ちなみに訪れた日は日中でも23°Cくらいであり、夜には16°Cくらいまで冷え込みました。焚火が心地よいくらいの気温でしたね。
奥のほうはテーブルと座敷の席になっており、待ち時間やちょっとしたタイミングもゆったりできます。また、お土産もいろいろ販売しており、それを眺めるのもまた一興ですね。 test

中ではアルコール類の販売もあります。各地のクラフトビールのほか、お肉の販売もあり、その日のバーベキューも可能です。
ワタクシちょっと贅沢して、クラフトビールを二本も飲んでしまいました汗。グラスも無料で貸し出しがあるのでぜひ。 test 待ち時間は小屋のカフェにてアイスカフェラテとワッフルをいただきました。
撤収作業をした体に冷たいアイスカフェラテはとてもおいしく感じられます。
また、ワッフルも店内で温めていただき、大変おいしくいただきました。

ワッフルを食べ終わったころ、ちょうど前の積み込みが終わり、私も積み込みをして撤収をしました。
静かで組数もそこまで多くなく、夜も朝も絶景がみられる素晴らしいキャンプ場でした。

帰路

帰りも特に急いではいなかったので、ゆったりと下道で帰りました。急ぎの時に高速は速く移動でき、大変便利ですが、ゆったりできるときはいつも下道で帰ります。寄り道もできますしね。

真空管ではない真空管っぽいアンプを眺めてきたり。

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test test test 道の駅によりました。ひまわり、と呼ばれているようです。
https://hiraya-himawarinoyu.com/

お蕎麦をいただき、温泉に入ってきました。
少しぬるめのお湯が何とも心地のよい。体を動かした後の大きなお風呂は、なんとも言葉では言い表せない感覚があります。
温泉といえばあがった後の瓶の牛乳ですよ。もう少ししたら瓶の牛乳もなくなってしまうんですかね~。プラスチックの蓋かと思いきや紙の蓋でした。今となってはむしろ珍しいですね。

帰宅

test 今回の旅は大体400kmの行程でした。今回も無事に自宅まで走ってくれた、愛車に感謝。
コイツももう走行距離が20万kmを超えています。いつ走れなくなってもおかしくはないですが、限界まで一緒に出掛けたいなと思っています。

余白

さて、雑な記録の一部始終いかがでしたでしょうか。
今回を通じで私は、旅行より旅のほうが好きなのだな。と感じました。
今回の旅も目的地を決めただけで、あとは移動計画などはほぼノープラン。食事も移動中にどうしようか考える。ふと面白そうなところがあれば立ち寄る。素晴らしい景色があれば記録する。
普段システマチックに生活しているからこそ、このような時間もいいものではないのでしょうか。
相棒のBP5型レガシィも今回もよく走ってくれました。ありがとう。これからもよろしくな。

最後に、陣馬形山キャンプ場の運営の方々、山頂で話しかけていただいた方々、立ち寄った場所で出会えた方々、本当にありがとうございました。また、機会がありましたらその時はぜひ。

余白の余白。

ちなみに、ワタクシ、ざわ はこのブログの執筆中にも別のキャンプに来ております。
その記録はまた。 test